Artman aka DJ K.U.D.O.
 

DJ DUCK ROCK
Rolling Stones の "Sympathy For The Devil" をブレイクビーツ・レコードにロングミックスしたり、Oasis の "Wonder Wall" をドラム&ベースに仕立てたり、Cheap Trickの "Big Eyes" を Freeland のレコードとマッシュアップでブレンドしたりと、Duck Rock の DJプレイはトリッキーでワイルド、そして、あまり目にしたことのない斬新なスタイルのものだった。

DJでは 130BPM のブレイクビーツレコードを好んでプレイするものの、エレクトロクラッシュ、テクノ、ハウスミュージック、ダウン&アップビートまであらゆるサウンド要素がミックスされている。

西麻布の P-Picasso で DJを始めた1990年以降、Cave、Slits、MC1000、 Maniac Love、Automatix 等でレギュラーパーティーを重ねてきたが、そのスタイルは一貫されて、いつの時代も多種多様なビートが交錯していた。そして、細分化されたこれまでの分厚い垣根に阻まれていた様々な音楽(レコード)を何の違和感もなくクロスフェーダーでミックスさせた。そうして、ジャンルの境界線を次々と打ち破っていった。と大袈裟に言ってしまったが、本人にしてみればジャンルの融合などと力の入ったものではない。

Duck Rock の幅広い音楽性の趣向は今に始まったことではない。ティーンエイジャーの頃、様々な音楽に囲まれてきた彼は、SONY のラジカセにかじりつき、Kiss から Gary Numan、Fun Boy Threeに至るまで様々な音楽をエアチェックしていたという。「最も影響を受けた Trevor Horn や Edward Ball 等のニューウェイブ以降のサウンドには、そういったあらゆる音楽の要素が詰まっていたし、とてもアヴァンギャルドだった。」Duck rock 本人はそう語っている。

そんな幅広い音楽性もあってか、Depth Charge、Westbam、FC Kahuna、Dj Hyper、Phantom Beats、Scream Team、The Jon Spencer Blues Explosion といった様々な DJやミュージシャン達と DJプレイや共演、アクトをつとめてきた。

そんな中、1999年2月、ジャパンツアー中の The Jon Spencer Blues Explosion のドラマー Russell Simins が、東京恵比寿のMILKのパーティーで、偶然、JSBX の "2 Kindsa Love" のギターリフをサンプラーでブレイクビーツ・レコードとミックスしていた Duck Rock の DJプレイを耳にして、"2 Kindsa Love" のリミックス直接 Duck Rockに依頼してきたという。そのレコードは同年8月、イギリスのミュートレコードからリリースされ、NME 誌他でトップ 30 ではあるが、まずまずヒットした。

それを機に直後日本でも Pealout、Polysics など数々のミュージシャンからリミックスオファーを受けるようになっていき、自身のスタジオも Logic Audio Platinum ベースに一新、オリジナルトラックの制作をスタートさせた。その後、自身名義ではブレイクビーツ系のコンピレーションへの参加など重ねていった。

そして 2002年末に、ブレイクスの Mix CD "Sound Republic Vol.2 Mixed by Duck Rock" が KSR よりリリースされた。これが、国内、海外の DJ陣、そして、ラジオ、雑誌等の各メディアからも絶賛され取り上げられた。

現在は東京での Deck'N'Effect、Vanity、Fused、Addiction と4つのレギュラーパーティーでのレジデント DJを主に、全国でも DJ活動をしつつ、傍ら、Duck Rock 名義の作品、Plastic RaygunのVandal とのトラック、そしてリミックスワークなどを制作中である。また、Club & DJ Culture 誌 "Loud" のレコードレビューや各誌、CD のライナーノートなどの執筆もこなしている。

2004年4月 Duck Rock Breaks


DUCK ROCK ディスコグラフィー

■ リリース作品
2000
  • Duck Rock Meets Fluxoul Mixed by Duck Rock (Fluxoul Records/Japan)
2002
  • Bass Rock Express/Duck Rock (C.O.A/Japan)

  • Sound Republic Vol.2 Mixed by Duck Rock (KSR/Japan)

■ リミックス作品
1999
  • 12" & CD "Heavy"
  • 2 Kindsa Love (Duck Rock 105.9 FM Remix)/The Jon Spencer Blues Explosion (Mute/UK)
  • Do You Wanna Get Heavy? (Duck Rock Hip'n'Bass Remix)/The Jon Spencer Blues Explosion (Mute/UK)
2000
  • You (Duck Rock H.A.R.D.H.O.P.H.E.A.D. Remix)/Pealout (2000.Victor Entertainment/Japan)
  • Sunnymaster (Elektro Boogie Mix)/Polysics (Decrec/Japan)
  • Fight For Your Right (Duck Rock 'red&blue' Remix)/Peatbest (Triad/Japan)
2002
  • 爆裂世界 (Duck Rock 2002 Remix)/Pealout (2002.Victor Entertainment/Japan)
  • My Universe (Duck Rock Breakz Remix)/Tokyo Sluts (P-Neumatic Recordings/Japan)
2003
  • I.F.U. (I Feel You) (Duck Rock Zulu Electro Breaks Rmx)/Tokyo Sluts (Promo/Japan)
2004
  • Young Lovers (Duck Rock Tones On Rockets Rmx)/Northern Bright (Universal Music/Japan)


公式サイト:
http://www.duckrock.net/

関連サイト:
VANITY PRODUCTIONS
FUSED